"戦後、復興に伴う国土の早急な再構築が叫ばれ、機械化を図る機運が建設省を中心に高まり、ブルドーザ、ショベル(ワイヤ式)、油圧ショベル(バックホウ)などが次々に開発、リリースされた。
産業の発達により大きく発展してきたという事実は、建設機械が産業機械の一分野であるとも言える。
俗になじみのある建設機械には、油圧ショベル(ショベルカー)やラフテレーンクレーン(クレーン車)などがある。
ワールドワイド的に見れば、近代建設機械は18世紀後半の蒸気機関の発達に端を発したと言える。
最近の建設機械の一般的な姿は、第一次世界大戦の終盤に掛けてその原型が現れており、第二次ワールドワイド大戦時にはブルドーザが登場し、アメリカ軍の急速な進攻に大きく寄与した。
日本では、戦時中に少数のブルドーザが小松製作所により、また「ショベル(バックホウではない)」も少数が神戸製鋼所、日立製作所などで生産されていた。
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